この度の2024年 年始の能登半島地震に際しまして、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしますと共に、
被災された地域の皆様へ心よりお見舞いを申し上げます。
みなさま、『地震保険』に加入されていますか?
「そういえば火災保険に入った時に一緒に入ったと思うけど、内容はそこまで気にしてなかったなぁ。。。」
という方がほとんどではないでしょうか。
■地震保険とは?
・地震保険は、地震等による被災者の生活の安定に寄与することを目的としています。
・民間保険会社が負う地震保険責任の一定額以上の巨額な地震損害を政府が再保険することにより成り立っています。
・民間のみでは対応できない巨大地震発生の際には、再保険金の支払いを行うために地震再保険特別会計において区分経理しています。
・火災保険の保険金額の30%~50%の範囲内で地震保険の保険金額を決めることが可能です。ただし、建物は5,000万円、家財は1,000万円が限度です。
■地震保険の補償は?
・地震保険の対象は居住用の建物(マンション共用部分を含む)と家財です。
・火災保険では、地震を原因とする火災による損害や、地震により延焼・ 拡大した損害は補償されません。
・地震保険は、火災保険に付帯する方式での契約となりますので、火災保険への加入が前提となります。
・すでに火災保険を契約されている方は、契約期間の中途からでも地震保険に加入できます。
■地震保険で補償されないものは?
・1個または1組の価額が30万円を超える貴金属・宝石・骨とう、通貨、有価証券(小切手、株券、商品券等)、預貯金証書、印紙、切手、自動車等。
・故意もしくは重大な過失または法令違反による損害
・地震の発生日から10日以上経過後に生じた損害
・戦争、内乱などによる損害
・地震等の際の紛失・盗難の場合
★まとめ(地震保険とは)
◎壊れたおうちを補修することが目的ではなく、被災の際の生活が安定させることを目的とした保険なので、火災保険の30%~50%の保険しかかけられません。
◎政府の予算内で支払いが行われるため、民間保険会社が負担することなく、保険料が支払われます。
◎地震が原因での火災・延焼は、火災保険が適用されないため、全焼しても火災保険の50%です。
◎火災保険に入っていないと、地震保険には加入できません。火災保険に家財をつけていないと、地震保険の家財も補償されません。
■加入の際の割引制度は?
・「建築年割引」と「耐震等級割引」、「免震建築物割引」、「耐震診断割引」の4種類が設けられております。
・建築年または耐震性能により、居住用建物およびこれに収容される家財に対し10%~50%の割引が適用されます。
・年末控除の対象となります。
弊社でも火災保険・地震保険のお取り扱いをさせていただいております。
火災保険では、地震が原因で火災が発生した場合の、残りの50%がおりるオプションもございます。
加入されている火災保険の内容を確認していただき、不安点やご相談がありましたら一度ご相談ください。