みなさまこんにちは!広報のたっちぃです。
高さのある天井、または吹抜けになっていて、そこにまっすぐに伸びた木の梁が見える・・・。
そんなお部屋に憧れる方も多いと思います。
そこで今回は梁見せ天井のメリットとデメリットについてご紹介していきます。
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本題に入る前に・・・
Q:【梁】って?
A:家の構造材のことです。
▷建物の屋根や床などを支えるための構造材のことを指します。
主に木材、鉄鋼、コンクリートなどで作られ、建物の構造体を構成する重要な要素の一つです。
荷重を支えるための十分な強度と剛性が求められます。
その梁をあえて露出させたものが「梁見せ天井」と呼ばれています。
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【梁を見せるメリットとその効果】
①天井の高さ出すことで部屋が広く感じられる。
▷梁を上手く配置することで、天井の高さを強調し、より広い空間を演出することができます。
②空気の循環が良くなる。
▷天井の高さが上がり空間が広く感じられるため、空気の循環が良くなる場合があります。
しかし、高さと広さがあったとしても梁や柱の配置によっては、空気の流れを遮ってしまうことがあります。
その為天井に設置する照明器具の場所や形状、窓の位置や大きさ、風の通り道などを考慮する必要があります。
③高級感や落ち着いた雰囲気が出る。
▷天井が低く感じられる部屋でも部分的に梁を見せれば、高級感を与え落ち着いた雰囲気にすることができます。
また自然素材の温かみや、木目や色合いの美しさ、部屋全体の雰囲気を引き立てる効果もあります。
④照明の演出にも効果的。
▷梁や柱に照明を当てることで、独特の陰影を生み出します。
また、梁の形や色合いによって光の演出が楽しめたり、配置や形状を工夫すれば、より美しい空間を演出したりできます。
⑤建物の歴史や伝統が感じられる部屋に。
▷梁見せの天井は伝統的な日本建築に多く見られるデザインのため、建物に歴史や伝統を感じさせることができます。
また、梁自体に古い木材を使うことで、より歴史的な雰囲気を演出してくれます。
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【梁見せ天井のデメリット(注意点)】
①梁の上に埃が溜まりやすい!⇒掃除のしやすさを確保すること!
▷天井に近い場所や梁の間など届きにくい場所には、ほこりや汚れがたまりやすいので掃除がしにくくなります。
掃除する際には、はしごや足場を使って、高い場所や狭い場所にもアクセスできるようにすることが必要です。
放置しておくと健康に害があることがあります。定期的に掃除をしましょう。
②梁の強度が重要!
▷梁は天井の重みを支える役割を担っているため、適切な強度が必要です。
強度が不足していると、天井に負荷がかかりすぎて梁が曲がったり壊れたりする危険があります。
適切な強度を検討することで、安全性を検討しつつ経済的な設計を行うことができます。
③照明に注意すること!
▷配置
梁見せ天井は、照明によって美しく演出することができますが、照明の配置には注意が必要です。
吊り下げ式やスポットライトの照明器具を使うことが一般的ですが、光が梁や柱に当たると影ができてしまうことがあります。
そのため光の当たり方や角度、照明の種類を考える必要があります。
▷明るさの調整
梁や柱の影響で明るさが偏ってしまいます。そのため、照明の明るさを調整する必要があるかもしれません。
照明器具の数を増やす、光を反射する材料を使う、光の強さを調整する調光器を使うなどの方法があります。
▷インテリアとの統一感
独特の雰囲気がある梁見せ天井。照明とインテリアの調和を考えながら、デザインを決めることが重要です。
照明器具の色や形、インテリアの素材や色などを統一させることで、より美しい空間を作ることができます。
④上階の音が響きやすい!⇒騒音対策をする必要がある!
▷床や壁に近い場所に梁がある場合は、上階の騒音が特に届きます。
騒音対策をする必要があり。適切な防音材の使用するとなると、その分の費用が掛かることも頭に入れておかなければいけません。
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もちろん配置や設計に関することはこちらで考え、ご提案をさせていただきます😊
デザインと性能・効果のバランスがしっかりとれたおうちづくりにしていきましょう!✨
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